フリーランス4年目。「江角マキコ ママ友イジメ告白」に「職場イジメ」を思う

雪山のお城

今日で、フリーランスとして独立して4年目に突入します。

そんな朝、江角マキコさんの「ママ友イジメ」体験の話題がテレビで放送されていました。

「もう四年以上前かな。。。」と、当時のママ友から受けたイジメ・嫌がらせについてブログで公開されていて、「自分を認め、人は人、自分は自分、と無理をせず、当たり前の幸せ、健康や、日常に感謝する、、、そんなことから始めましょう」と締めくくられていました。

 

6年間の職場イジメを経験

私も、ずいぶん長いこと、職場で嫌がらせを受けたことがあります。もう●年以上前かな。。。(笑)

当時の職場では、私は「今までにいなかったタイプ」だと言われ、良くも悪くも変わった存在だったようです。

そんな私が「居るだけで嫌だ」という、当時の女性上司。

何度かの配置転換を経て、最後には新設部署で、別室で黙々と仕事をするようになりました(これはこれで仕事に集中できてよかったのですが)。

職場が私を守ろうとすればするほど、イジメ・嫌がらせの風当たりは強くなる一方。退職する頃には、ひとつの部署全員から無視されている状態でした。

6年間無視され続け、最後の挨拶も「聞こえないふり」?

うち2人だけが、バレないように、こっそり目で挨拶してくれたのを覚えています。

ずっとひとり部屋にこもって業務をこなし、誰もいないのを見計らって、廊下に出る。トイレに行く。食堂に行く…

誰にも、会わないように。

しかしある日、共用のコピー機を使っていると、そばにいた無視グループのひとりが、露骨に不機嫌な顔をしてきたんです。

そのとき、気持ちが決まりました。

私がいると、不機嫌になる人がいる。
私がいると、社内がおかしくなる。
私がいると、みんなに迷惑がかかる。
私の居場所は、ここにはない。
ここにいては、ダメになる。

そうして、私は退職しました。

 

「ありのまま」に。

話題の「アナと雪の女王」。

実は、私がいちばん感銘したのは、クライマックスやラストシーンではなく…

エルサが自分の能力をコントロールできずに宮殿を飛び出し、ひとり雪山に城を建てて「雪の女王」になる場面でした。

マントを放り出し、結っていた髪を振りほどき、がんじからめだった日常から解放された、そんなシーン

意識せずして、あのシーンがものすごく私の心に焼きついているのは、もしかしたら自分の過去と強烈に重なったからなのかもしれません。

しかし、のちにエルサは、自分の能力を皆に受け入れてもらえて、城に戻ることができました。

私は、その職場とは違うステージですが、私の能力を必要とするひとのために仕事をすることができるようになりました。

どうも、エルサと自分がカブってなりません^^;

 

人は人。自分は自分。

他人が自分と違うのは当たり前。

違う能力を持ったひとがいるから、面白いし、いろんなことが実現できるようになるんだと思うのですが…

他者を認めることができず、嫌がらせというかたちでしか自己を表現できないひとというのは、なんとも気の毒としか言いようがないんですよね。

組織から去ることを、「やられっぱなしで逃げる」ようで嫌だと、踏ん張っているひともいると思いますが、そんなのあまりにももったいない。私のように、もっと他に発揮できる場所があるのかもしれません。

それは「逃げる」じやなくて「卒業」。次に向けてのステップアップではないでしょうか。

私も、6年間辛かったですが、「組織で働くということは、どういうことか」と色々勉強になりましたし、おかげさまでネタにもできています(笑)次に向けての土台とすることができました。

ということで、そういった気の毒なひとたちは、もう同じ土俵にいるひとではないので「見返してやる」なんて思うこともなくなります。

また、そのひとたちはすでに自分で自分の値打ちを下げてしまっていますから、わざわざ「仕返ししてやる」なんて思うこともないのです。

たった一回しかない貴重な人生。

「ありのまま」の自分を活かせる場所を見つけて、誰を傷つけることなく暮らしていきたいものですね。