大阪阿倍野にあるキャンパス桃ヶ池では、「売れる本」を作るための指導がガッツリついた「出版実現セミナー&出版企画勉強会」が年2回開催されています。
「自費出版」ではなく、紀伊国屋などの本屋さんの店頭に並ぶ「商業出版」のお話です。昨日私も一年ぶりに参加してきました。
「商業出版」と「自費出版」の違いとは?
「自費出版」は書いて字のごとく、著者が自分で費用を出して、好きなことを好きなように書いて出版するのかなというのは、何となくわかるかと思います。
一方、「商業出版」は、費用は出版社が負担してくれます。著者が負担することはありません。
ええっ!負担してくれるの!?ラッキー!なんて喜んではいませんか?(笑)
出版社に費用を出してもらうということは、当然「売れる本」を書かなくてはなりません。となると、それなりの苦労と責任が伴う覚悟が必要ということになります。
商業出版する最短の方法は?
商業出版を実現するには、そのための出版社へ自分を売り込みに行く必要があります。
しかし普通は、どんな段取りで、どこの出版社の誰に会いに行けばいいか、なんて知りませんよね。出版社の担当者も忙しいですから、会う約束をしてもらえるかどうかもわかりません。
そこで、代わりに出版社へ売り込みに行ってくれるのが、出版プロデューサーや出版コンサルタントということになります。
その中でももっともオススメなのが、出版業界20年の株式会社ケイズパートナーズの山田稔氏。
出版業界に精通しておられるのはもちろんのこと、多くのアメブロ仲間が、この山田氏のもとで出版を実現しています。
現在鉄道ライターとして活躍中の中嶋茂夫氏もそのひとり。ブログSEOやアメブロSEOの本から始まり、もう十何冊もの本を出版されています。
出版コンサルタント 山田稔氏をオススメする理由
他の出版プロデューサーや出版コンサルタントと大きく違う点があります。それは、
- 高額な仲介手数料をとらないこと
- ソーシャルメディアとSEOに精通していること
よく、「商業出版させてあげるよ」などと、著者になりたい人にもちかけて、仲介手数料として、何十万何百万ものお金をとる業者がいるようです。
その多くは、間に仲介するだけの人なので、2冊目以降の出版につながるような活動もしませんから、一冊出版しただけで終了。期待するような印税収入も得られません。
こんなこと、誰も望んでいませんよね。
一方、山田氏のもとでなら、商業出版を実現するまでにいたる費用と言うのは、出版実現セミナーと出版企画勉強会の費用合計2万円のみ。
勉強会では、出版業界の仕組みから、商業出版の方法、売れる本を作るための指導がガッツリついていて、なんと個別のアドバイスまでしてもらえるのです。
終了するころには、自分が書くべき本の企画書が作成できる状態になっていて、それを提出すれば、あとは山田氏が出版社へ提案してくれると言う仕組みです。
これって超最短ルートじゃないですか!?
また、山田氏のもとでは、多くの著者が、ソーシャルメディアやSEOなどのWebマーケティングの書籍を出版しています。
出版をする過程で、これら著者のもつノウハウがみんな山田氏のもとに集約されていくわけですから、山田氏ご自身がWebマーケティングノウハウの大ボスのような状態になっておられます(笑)
このノウハウを、出版前後の販促活動の際におすそ分けしてもらえるわけですから、こんなおいしい…ありがたいことはないですよね!
どんな苦労と覚悟が必要なのか?
当然ですが、文章を書く苦労ですね(笑)片手間ではなく、集中して取り組まなくてはなりません。
それに際して、山田氏から指導が入ります。必ずしも自分が書きたいことを書けるわけではありません。
私自身もかつて、ママさん向けの副業の本や、超初心者向けのSEOの本を提案してみましたが、結果は「ボツ」!出版社目線で「売れない」と判断が下ったわけです。
しかし、「ボツ」されておしまいではありません。ちゃんと売れる路線での代替案をもらえますから、あとは自分がどこまでやれるか、自分の努力次第ということですね。
ただ、問題はここではないかと思います。人のアドバイスを素直に聞けるかどうか。
もはや紙媒体の書籍など売るのは難しいこの世の中で、私たち素人レベルの考えが通用するはずがありません。
自分のアイデアが「ボツ」になったことで気を悪くしてしまっては、何の進歩も見えませんよね。
別に人格を否定されたわけではありません。「売れる」ための軌道修正をしてくれているわけですから、ありがたく頂戴しないと。
また、勉強会では、他の参加者も意見を出さなくてはなりません。
面白いことに、人って、他人のことは指摘できるのに、自分ではできていないものです。そういうものなんですね。
だからこそ、第三者から意見をもらう場が必要なのだということになります。
他の人にゴチャゴチャ言われたくない!という人には、ちょっと厳しいところかもしれません。
あとは、出版前後の販促活動が必要です。本は作って終わりではありません。そりゃそうですよ、出版社がン百万円出してくださっているんですから。責任もって「売る」覚悟が必要なのです。
でも大丈夫、そのためのノウハウも、ちゃーーんと山田氏が持っておられます。あとはやるか、やらないか。それだけということになります。
悪質な業者にはひっかからないように
色んな肩書きで、出版を仲介する業者がいるようです。中には、高額なお金を支払ったにもかかわらず、出版を実現できなかったと言う事例も。
良い悪いは一概に言えませんが、自分にとって最良の判断をするためにも、一度きちんと出版業界の仕組みを聞いておかれても損はないのではないかと思います。
以降の予定は、今のところ
12月6日 京都
1月24日 東京
くわしくは出版プロデューサー山田稔氏のWebサイトでご確認ください。
15年間とここ半年間、ほんとによいもの、人々に感動を与える児童文学や小説を書き溜めてきましたが、いまだにわからないのが、自分の作品が読むものにとってどの程度の価値があるものであるのかということです。一度は自費出版し、350冊ほど売れましたが、残り500冊ほどは自分の作品を読んでもらい、多くの人々の目に触れるだけでもと福祉施設などに寄付しました。しかし、私の目標は自費出版ではなく、その価値が評価され、結果として多くの人々に買ってもらえる作品を生み出すことです。公募にも参加したことはありますが、(一次予選に通過したのが最高)そのためにはどうしたらよいのか、悩んでいます。お知恵をお貸しください。
松島民枝さん、「自費出版ではなく、その価値が評価され、結果として多くの人々に買ってもらえる」これは商業出版のことですね。ビジネス書であれば、私のお世話になっている出版プロデューサーのところでその方法を学ぶことはできますが、児童文学と小説は扱っていないと思いますので、私ではアドバイスが難しいです。お力になれず申し訳ありません。