空き容量の少ない MacBook Proでおそるおそる動画収録の作業をしていたら、とうとうこのような画面が表示されてしまいました。ディスクがいっぱいになりそうなので、ストレージのデータを整理せよとのことです。
「iCloudに保存」「ストレージを最適化」「ゴミ箱を自動的に空にする」「不要なファイルを削除」と4種類のデータ容量節約手段が提案されていますが、左のサイドメニューに注目です。
項目ごとに使用しているデータ容量で、明らかにデータ容量を大きくくっているファイルを発見しました。「iOSファイル」なんと66GB!
今までも、ファイルサイズの大きいファイルは検索して削除するようにしていましたが、この画面を見るまでiOSファイルには気がつきませんでした。
iOS ファイルとは、MacのiTunesに保存されている、iPhoneのバックアップデータです。クリックすると詳細が見れますが、2016年のバックアップデータでした。こんなの、要りません。
iTunesを起動し、「環境設定」→「デバイス環境設定」で不要なバックアップデータを削除です。
あと、GarageBandアプリを使わないのであれば、アプリケーションからGarageBandアプリを削除し、さらにGarageBandサウンドライブラリを削除することでさらにデータ容量を空けることができます。
しかし実際にやってみると、157.4MBのデータが残っています。Appleサポートによると、システムとして必要なファイルがあるため、完全に0にはならないのだそうです。
さらに「書類」のタブをクリックすれば、データ容量の大きいファイルが表示されますから、確認して削除していくことができます。
「メッセージ」もMacBook Proでは使わないので削除したかったのですが、Appleサポートでの情報が不明瞭だったので、この点については後日処理となりました。ここを削除してiPhoneのデータも同期で消えたりしてしまっては困ります。
あとは、Dropboxの選択同期をうまく活用して常に必要なファイルだけ残したり、Amazonプライム会員なら無制限に写真を保存できる「Amazon Photo」を活用したりするなど、上手にサービスを利用しないといけないなと思いました。
もっというと、「写真」を溜め込んだのがいけませんでした。いらない写真や動画はすぐ削除することが大事。
上記、エム・クリエイティブルームの増田幹男さんからの情報提供でした。ありがとうございます〜
ただし、この左のサイトメニューの数値は、読み込み時のタイミングなどによっては数値が若干かわることがあるようで(Appleサポートの説明による)、「写真」のデータ容量が読み込めず0KBと表示されたり、iOSファイル削除後に「システム」のデータ容量がなぜか増えたりしていました。
いずれにしても、大きな容量のデータを削除したい場合は、「システム情報」→「ストレージ管理」をクリックすると、記事冒頭の画面が出てきます。その画面で不要なデータを整理しましょう。