「代表者様おられますでしょうか。」と、私の携帯にかかってきた、電話。このホームページを見て、ある業者が電話をかけてきたようです。

「iPhoneアプリもご自身で全部されてるんですか?ええっ、すごいですね〜長いことされてるんですか?」などと、当たり障りのない褒め言葉と雑談が続きそうだったので、さっさと用件を聞いてみると、どうやら「集客サービス」の営業の案内の電話のようでした。

そのときちょうど、その後に予定していた打ち合わせの準備をしていたので、資料をメールで送ってくださいと言ったところ、なんと「メールでは送れない」のだとか。

インターネットフル活用のこのご時世に、メールも使えないとは。

いや、しかしこれは「メールの使い方が分からない」というわけではなく、「メールでは読んでもらえないから、電話あるいは直接アポイントをとって商談に持ち込もう」というやりかたなのでしょう。

高い電話代と人件費、そして時間と手間を使って、一件一件アタックしてくる古典的な手段。このような方法をとってくる業者さんから「集客サービス」と言われても…

残念ながらまったくもって説得力を感じることができませんでした。

細かいことですが、携帯電話の番号宛に「代表者様おられますか」とかけてきたり、「Webクリエイターを経営しておられるのですね」とか妙な言い回しをしていたあたりが、なんともお粗末。

もちろん、電話営業が有効な業種もあるかとは思いますが、こちらは仮にもWeb屋ですのでね。あまりに見当違い。なんとも残念な業者さんでした。

相手が必要としないものを、いくらすすめても嫌がられるだけですよ。