こんにちは!Webクリエイター 日向 凛です。
アメリカ ワシントン大学の研究チームが、「人間と人間の脳をネット回線でつなぎ、体を遠隔操作する実験に成功した」と発表しました。
これについて、日本のインターネットユーザからは、
「スゴい。SFに手が届くところまで来ている」
「アニメに現実が着実に近づいてる」
「超未来戦記。むっちゃサイバー過ぎるw」などと、驚きの声が上がっています。
どのような仕組み?
どうやって「人間と人間の脳をネット回線でつなぎ、体を遠隔操作する」のかというと、
・送信者はEEG(脳波測定器)を被ります。
・受信者は特殊な装置のついた水泳キャップを着用し、電気信号に変換された送信者の脳波を受信します。
・送られてきた電気信号により、受信者の手が、送信者の思うように動かされます。特殊な装置というのは、TMSコイル(磁気で脳を刺激し、神経の活動を変化させる装置)というもので、受信者の手の動きを制御する脳の部位の近くについています。
磁気が流れることで、受信者の手が動かされるんですね。
[参考記事]
http://news.livedoor.com/article/detail/9463536/
喜んでばかりもいられない…?
「将来的には、教師の脳から生徒に知識を直接転送する「脳個別指導」が実現する可能性」等も言われているようですが…
私個人としては、何とも言えない恐怖を感じています。
この一年、LINEやFacebookの乗っ取り、パソコンの遠隔操作、フィッシング詐欺など、インターネットセキュリティの弱点を悪用した事件が次々と起こりました。
この状態で、インターネット経由で人間を遠隔操作?
それは果たして大丈夫なんでしょうか。技術の進歩は素晴らしいことです。
しかしこれを悪用する人の技術も恐ろしく進んでおり…何も知らない一般ユーザが、まんまと騙される。
そんな世の中にはなって欲しくありません。しかし、連日、パスワードやアカウント、データのバックアップ…
そんなことばかり心配しないといけないなんて、おかしな話。「生活をインターネットから切り離す」
そんなことも視野に入れたほうが安全なのかもしれません。
[記事URL]http://blog.mamas.ameba.jp/column/19790