こんにちは!Webクリエイター 日向 凛です。

この2、3週間ほどの間でしょうか。私のFacebook友達の間で、「tsu(スー)」という新しいSNS(ソーシャルネットワーキングサービス)をはじめる人が増えました。

もちろん、早い人はもっと前から取り組んでいますが、特にこの数週間でよく見かけるようになったと感じています。

しかし、申し訳ないですが、私自身はこの新型SNSがどうも好きになれません…

tsu「スー」とは?

「tsu(スー)」とは、米 Unlock Tsu社が10月21日(現地時間)に立ち上げた、新しいSNS。Facebookによく似たつくりになっています。

しかし、従来のSNSと大きく違うのは、
ページ内の広告で発生した売上の90%がユーザに還元される
自分が招待したユーザ(子)や、その子が招待したユーザ(孫)が獲得した収入の一部も、自分の収入になる

ということ。FacebookやTwitterを利用しても収入はありませんが、「tsu(スー)」を利用することで、何らかの収入が得られる可能性がある、ということです。

「SNSで収入が得られる」ということで人気を呼び、この1ヶ月でユーザが100万人を突破。従来のSNSの利用者数の数字と比べても、とんでもない伸びかたなのだそうです。

私が「tsu(スー)」を好きになれない理由

ネットワークビジネス・ネズミ講に近いニオイのする、このシステムがどうにもこうにも抵抗感あってなりません。

はじめの登録の段階でまず、「誰の”子”になるか」で気を使います。登録したら、ずっとその人の「子ユーザ」になるわけですから。親ユーザと絶縁とかになったらどうするんでしょう。アカウント作り直してでも出直すんでしょうかね。

そして、どのユーザの投稿からも、「なんとか自分の投稿を見てもらって収入にしよう」という意図を感じてしまいます。

また、自分の「子ユーザ」や「孫ユーザ」を増やしたいがために、広告を出すユーザまで登場。クリックしたら、あるユーザの単なるプロフィールページでした。

なんだこれ。(´・_・`)

「tsu(スー)を使っていることを言いづらい」と感じているユーザも

稼ぎ目的だと思われたら嫌なので」と、「tsu(スー)」の利用をなかなか公言できなかったと感じるユーザは少なくないようです。

私もそのひとり。Web屋をやっている以上、「知らない」わけにもいかないので、どんなものかと10日ほど前から試してはいます。

「tsu(スー)」を楽しめるのなら、やる価値はアリ

「tsu(スー)」をやっていること、やっているユーザを、否定するつもりはまったくありません。私のお友達でも、真面目に取り組んでいる、楽しんでいる人はいます。

しかし、どうしても、このサービスの性質上、私が個人的に「嫌だな」と感じるユーザや投稿(スパム・迷惑行為・あおり文句)が多く現れそうな予感がするので、あまり居心地が良さそうに思えない、というのが、今の私の「tsu(スー)」に対する印象でしょうか。

人に迷惑をかけず、自分が楽しめるのであれば、広告収入の一部が自分の収入になるというこの「tsu(スー)」は、面白いSNSだと思います。

Google Chromeというブラウザ(インターネットを見るためのソフト)を使えば、自動的に翻訳してくれますので、何となく使うことはできます。以下のURLにアクセスすると、登録のためのポップアップが表示されると思います。

https://www.tsu.co/rinaqua

…などと、URL掲載すると、「子ユーザを集めて稼ぐ気、って思われそう」…
ああ面倒くさい(苦笑)

Amebaママコラムより転載
[記事URL]http://blog.mamas.ameba.jp/column/20158