「投票所で票を隠される-動画拡散」に見る!文章表現の怖さ

こんにちは!Webクリエイター 日向 凛です。

昨日、Facebookである記事が流れてきました。

それは、「投票所の開票で、ある候補の票の束に、他の候補者の票も混ぜて束にされ、不当に投票数として数えられている」といった内容。投票所で撮影されたという動画も掲載されています。

「そんな動画撮れるのか?」と不思議に思って見てみたところ、開票作業の様子が撮影された動画。
確かに、複数候補者の票をまとめて束ねる映像でした。

しかし、動画はここまで。この束が、この後、特定の候補者の票として数えられたモノなのかどうかは、ちょっとわかりません…

 

画像や動画は、添える文章ひとつで印象は変わる

「緊急拡散!票が不正に隠される!」などという文章を先に読んでしまってから、その動画を見ると、確かに「票を不正に隠蔽」しているように見えました。

しかし動画単品で見てみると、不思議なことに、ただ票をまとめて片付けているだけにしか見えません。

その記事の真偽のほどはわかりません。もし本当なら、今後大きな問題になっていくことでしょう。

しかし、皆さんにちょっと知っておいていただきたいということは、「画像や動画に添える文章ひとつで、大きな誤解を生むこともある」ということ。

インターネット上には、情報が氾濫していて、半分くらいはデタラメだと思ってもいいかもしれません。

注目されたい、アクセスアップしたい、という人もいますし、「特定の意図を持って、人を操作しよう」という人もいます。

あまりに衝撃的な情報は、うのみにしないほうがいいでしょう。信頼できる情報源(大手ニュースメディアなど)からの情報を待つのがいいですね。

また、安易に「いいね!」などすると、その情報が拡散されてしまいます。デマの片棒を担がされないよう、ご注意くださいね。

Amebaママコラムより転載
[記事URL]http://blog.mamas.ameba.jp/column/20739