同じような出来事でも当人の扱われ方がこれほど変わるとは、面白い現象です。今また、芸人さんの不倫の話題をメディアが取り上げていますね。
よくわかりませんが今日はとにかく暗い安村です。。 pic.twitter.com/1xkos5pAGv
— 村本大輔(ウーマンラッシュアワー) (@WRHMURAMOTO) 2016年3月30日
こうなるともはやネタかと。大変申し訳ないですが、つい笑ってしまいます。
少し前の「ゲス不倫」の話題のときは、こんな気持ちではありませんでした。男性側に対して強烈な不快感を、女性側には「ひどい目にあったよね。なんとか頑張って」という感情が湧きました。あくまでもこれは、芸能にうとい私個人の感想ですが。
ゲス不倫で話題になった女性の場合は、今までが真面目で清楚なイメージだったゆえに、今回のスキャンダルが大きくマイナスに働いてしまったという意見を誰かが言っていましたが、そうなると普段真面目にしているといざというとき損なのか?などと思ってしまいそうです。
かといって今回話題の芸人さんも、芸風はアレですが真面目そうな人という印象でした。「穿いてますよ」ネタが幸いしているのでしょうか。取材側もそのキーワードを必ず絡めてきますね。
缶ビール2本買って二人で朝まで…という話題に対し、朝の情報番組の小倉アナウンサーまでもが「缶ビール、チビチビ飲むと6時間くらいかかるんだよね」なんて擁護(?)していたほどです。
なんでだろうと思っていたらこんなツイートがありました。
不倫してなくて真面目で仕事できない政治家より不倫してても仕事できる政治家がいい。不倫してネタにしない芸人より不倫して笑いに変える芸人がいい。だって、僕らはその仕事に税金を使い、笑わせてもらうためにチケットを買ってるんですから。
— 村本大輔(ウーマンラッシュアワー) (@WRHMURAMOTO) 2016年3月30日
ああーーそうなんですね。やはりうまくネタにされて笑いになっているのが、先のゲス不倫の事例と違うところなのでしょう。家族や当事者はたまったもんじゃないですけれども。
普段真面目にするのを控えようかなんてゲスいことをちらっと考えましたが、そういう問題でもなさそうですね。ブランディングの事例として見ると大変興味深いです。他の皆さんがどう感じているのか気になるところです。