私が定期的に参加している、ソーシャルメディア学会では、新年一発目にソーシャルメディアのプロをお迎えした新春企画セミナーが実施されます。
今年も、ITの最先端を追う道端俊彦氏を主催に、姫路のSNS女王 長沼実侑紀氏、ソーシャルメディアビジネス ツイッター伝道師 ノブ横地氏のお三方での開催となりました。毎回、ほぼ満員の人気セミナーです。
ソーシャルメディアビジネス ツイッター伝道師 ノブ横地氏
ノブ横地さん、実はSE。三重県三重郡菰野町を拠点とし、全国をセミナー活動で飛び回っておられ、その数年間250回!「応援と感謝」をテーマにしておられます。
どんな投稿が表示されやすくなるか
シェアされやすくなるにはどうしたらいいか
どんな情報を日頃から意識して発信しないといけないのか
行き当たりばったりでむやみに投稿するのではなく、自分が何を発信するべきなのかを、マンダラチャートで見える化するワークも行なわれました。
ノブ横地さんの面白いとこは、上手なSNS活用として「自分でやらない仕組み」を推奨されていること。「誠実な下心」というサブタイトルもユニーク。
え???と思うかもしれません。が、聞いてみて納得です。ぜひノブ横地さんのセミナーを受けてみてください。
姫路のSNS女王 株式会社ウエストデータプロ長沼実侑紀氏
長沼実侑紀さんは、データ入力およびWeb制作の会社を経営されており、姫路経済新聞の発行にも携わっているかた。姫路の事業者で長沼さんを知らない人はいないのではないか、とも言われています!
「自分を商品」としてとらえ、
- その投稿はイメージアップにつながるか?
- キャラを壊さないか?
- 誰の役に立つのか?
ということをイメージして投稿をすることが大切。ソーシャルメディアは常に本番中の番組と同じである、ということです。
「いいね!」の数よりも大切なことがあるということをお話ししてくださいました。
ただ、「いいね!」の数がどうしても欲しい場合もあると思います。そんなときのために、チラッとテクニックを紹介してくださいました。これはうれしい。
そして、「アンチ」を怖がらない!
今のところ、私に何か仕掛けてくる人はおられません…まだまだですね。それとも私が鈍感なのか。
ITの最先端を追う河内長野市議会議員 道端俊彦氏
2010年4月にTwitterセミナーでお目にかかってから、ずっと勉強させていただいています。
道端俊彦さんは、大阪 富田林でふとん店を経営されながら、インターネット通販でふとんの通販に成功された経験から、事業者のためのIT支援に力を注ぎ、子どもの教育にも携わっていこうと目指しておられるかた。昨年から河内長野市議としても活動されています。
最新のITの動向や経済に大変お詳しいので、アナログな私はいつも追いかけさせていただいています。
私がアナログだというと、皆さん驚かれますが、こういった信頼できる情報を提供してくれる人と繋がりがあるおかげで、どんくさい私でも迷わずやってこれたわけです。
なんと、道端さんのパートが始まっていきなり涙流す人が出ました。それくらい、多くの人から信頼を受けておられるのですね。
話題に上った最新情報の中でも気になったのは、Amazonの新しいサービス。レジなしスーパー「Amazon Go」と、ホームアシスタント「Amazon Echo」。
どちらも、IoTを取り入れた最新技術のお話です。こういった技術についていけるか、がこれからの事業の鍵になるということで、みんな真剣に聞きいっていました。
「誰」とつながるか。「誰」から買うか、が重要になる時代
インターネット上では情報があふれかえっています。
その中から、信頼できる情報を得るというのはとても大切なこと。そのためにも「誰から」発信された情報であるかというのが鍵になります。
リアルに実績を出している人の情報を継続して追うことで、成果につなげることができるでしょう。
ノウハウコレクターが悪いとは言いませんが、労力の割には成果につながりにくいことが大変多いです。
あちこち浮気するのは良くないのですね(笑)