ホームページに必要なドメインとサーバ。なかでもドメインはURLやメールアドレスに使うものなので、最も大切です。ところが、このドメインをホームページ制作業社が管理していると、ホームページリニューアルの際に他社へ依頼することが難しくなることがあります。
ホームページをリニューアルしても、通常はドメインを継続して使うことになるため、ドメインの所有者を変更するのに「ドメイン移管」または「ドメイン譲渡」という手続きを行います。
ほとんどの業者が、すんなり応じてくれるわけですが、まれに「移管できない」などといって対応しない業者がいます。
ドメイン移管手数料を要求される場合
AuthCode(オースコード)出せばいいだけなのに、高額な手数料を要求するホームページ制作業者がいますが、結論から言うと、可能なら支払って譲ってもらった方がいいです。
というのも、すでに運用したドメインがGoogleにインデックスされている状態で、新規ドメインでいちからホームページを立ち上げてGoogleに認識させるのはとても困難だからです。
後から立ち上げたホームページは、Googleにとって新参者。信頼性も何もまだ得られていません。先にインデックスされているドメインの方が優位に決まっています。
また、ドメインの所有権を業者に握られてしまっているので、301リダイレクトによる転送も、Googleからのインデックス削除も自由にはできません。当然ですが、チラシや名刺も全部URL変更しなくてはなりません。
新ドメインでWebマーケティングを一からやり直しするのはとても大変。ですので、可能な限り移管をしてもらうのがベストです。
ドメイン移管できないと言われた場合
できないというより、したくないのでしょう。ドメインさえ握っておけばずっと契約を続けてもらえるわけですから。
しかしどんなに「うちの会社のドメインです」といっても、こうなると
- ドメインを諦めるか
- ずっとこの業者と付き合うか
の二者択一を迫られます。
私が「ドメインは自社で管理してください」と言うのは、こういう事態を避けたいからなんです。
ここに書くと業者に先手打たれるので書きませんが、なんとかする方法はあります。ただし条件がありますので、早急にご相談ください。