「友達募集アプリ」というものをご存知でしょうか?
私はてっきりLINEのことかと勘違いしていました。
そうではなく、希望する相手の性別・地域・年齢等の設定をするだけで、簡単にたくさんのユーザと「友達」としてつながることができるというアプリのようで、そのひとつ「友達作りTalk」も、とても簡単な手順で、見知らぬ他のユーザと会話を楽しむことができます。
しかし注意しなくてはいけないのは、この「友達募集アプリ」をきっかけに、LINEでもつながりをもつようになり、それが事件へと発展する事例が相次いでいるということ。
さらに驚くべきことは、こういった「友達募集アプリ」を使うことに抵抗を感じない、若いユーザがいるということ。隠すこともなく「使ったことありますよ」と答えるらしいのです。
これ以外にも、「肉会」「寿司会」などの「ソーシャルマッチングサービス」という、新しい「出会い系」サービスも登場していて、インターネットでの「出会い」に対するハードルがますます下がってきています。
LINEやFacebook同様、サービスそのものは、便利で楽しいものかもしれません。しかし、使い方を間違えると、大変怖いことになりかねず、そういったサービスが今、簡単に未成年者の手の届くところにあります。
サービスやツールのよしあしはともかく、こういった現実を把握したうえで、ITに触れざるを得ない現代社会の子どもたちを「教育」していくことが必要(日本ソーシャルメディア学会 道端氏)なのでしょう。
夏休みの今、時間をもてあましている子どもたち。しっかり大人が注意してあげないといけませんね。