こんにちは。Webクリエイター 日向 凛です。
先週末、ウイルス対策ソフトでおなじみの「カスペルスキー」は、高級ホテルの無線LANサービス、Wi-Fiに接続した宿泊客の端末(パソコンやスマホなど)から情報が盗み取られるという被害が相次いでいると発表しました。
海外だけでなく、日本国内でも確認されており、ホテル名は公開されていません。
攻撃者は、あらかじめ企業幹部などターゲットの宿泊予定を把握しており、なんと少なくとも4年前からこういったスパイ活動を続けているとのこと。
世界で確認された感染端末の3分の2、2千台超は日本のものだそうです…
情報を盗む、その手口は?
攻撃者は、ホテルのシステムに侵入。ホテルのWi-Fiを利用している宿泊客の端末に「ソフトウェア更新」を装った偽の画面を表示させ、スパイに必要なプログラムをインストールさせていたとのこと。
対策方法は?
宿泊・外出先で「ソフトウェア更新」などの表示が出ても、その場ではやらないほうがいいのかもしれません。自宅や事務所に戻って、いつものインターネット環境でソフトウェアの更新を実施すると安心ですね。
余談ですが、カフェなどの公衆無線LAN・Wi-Fiも、あまり安心できるものではありません。過去に、カフェで仕事をしていた端末から情報がもれ、訴訟になったという話もあります。
インターネットのセキュリティは、穴だらけ。うっかりすると大変なことになってしまいます…
「あれ?いつもと違う」と何か感じたら、まず疑う癖を。
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