いい季節になりましたね。あちこちでイベントやセミナー・勉強会真っ盛り。盛り上がっている様子や風景を写真に撮ってSNSにアップ…っとその前に!ひとつだけ確認して欲しいことがあります。
それ撮っても大丈夫ですか?
イベント参加者の楽しい様子やおいしいお料理、素敵な建物…などを写真に撮って、Facebookにアップするのって楽しいですよね。しかし、中には事情があって写真に写りたくない人や、撮ってはいけない物があるんです。
インターネットに顔写真が出るのが怖い人
私も昔はそうでした。コメントを投稿することすら怖かったことも。顔写真が出ることで、個人情報を知られてしまうのではないかという、漠然とした不安とでも言いましょうか。
慣れている人には何でもないことでしょうけれども、怖い人には怖いんです。その気になるまで、そっとしておいてあげましょう。
参加していることを知られたくない人
他の誘いを断って参加していたり、家族や友達に内緒で参加していたり、など人それぞれ事情はあるでしょう。悪いことをしてるわけではないけど、あとあとになって誰かともめるのは面倒くさいものです。こっそり楽しみたい、ということもあるんですね。
著作物として保護されている物
昨日行ったカフェには、「店舗の外装から店内まですべて撮影禁止」という注意書きがありました。デザイン性の高い家具屋さんが併設されているためでしょうか。「著作物」として、SNSに投稿されることを避けておられるような印象でした。
他にも、展示されている作品などを無断で撮るのは禁止されていることがあります。珍しい例では、金魚の個性的な展示で有名な「アートアクアリウム展」。写真はOKですが動画はNGとのルールがあります。
よく確認してから写真を撮るようにしましょう。
SNSに写真を載せるのは「当たりまえ」のことではない
なんでもかんでも写真に撮ってインターネット上に公開するのは、あまりいいことではありません。人を不快にさせたり、権利を侵害することもあるからです。
子どもの顔写真についても、私は個人的に、インターネット上にに公開することはおすすめしません。いつどんな人に狙われるやわかりません。
その昔、参加した子どもの写真を名前付きでブログに載せているサークルがありました。今から思えば、ちょっとそれは…と思うところ。
とはいえ、楽しんでいる絵を撮りたいこともあるでしょうから、子どもの顔がこちらを向いていない写真なら使ってもいいかもしれません。撮りかた次第で雰囲気を伝えることがはできます。
中には、どんどん撮って欲しい人もおられますけどね。そういう人はこうやって、わざとおまんじゅうの背景に仕込んだりします(笑)
せっかくの楽しいイベントが、あとあとのトラブルにならないよう。他人の顔写真や著作物をインターネットに掲載するときは、十分注意するようにしましょう!