ホームページを作るときのセオリーとして、ターゲットは誰か、何を伝えるのかを意識するというのがありますが、企業サイトの場合は、ここで悩むことがあります。
ビジネスによっては、BtoBつまり取引相手の企業向けも、BtoCつまり個人のエンドユーザ向けにも情報発信したい場合があると思いますが…
これらの情報を、ひとつのページにごちゃ混ぜにすると、結局誰の心にも響かないページになってしまいます。
そこで、参考になるWebサイトを見つけました。
トライベック・ブランド戦略研究所から公開されている、「主要企業 Webユーザビリティランキング2015」の第一位、KDDIのWebサイト。
トライベック・ブランド戦力研究所とは、オウンドメデイア(自社サイト)のブランディング効果を見える可し、ランキングなどのデータを公表している企業。「主要企業 Webユーザビリティランキング2015」とは、Webサイトのわかりやすさ・使いやすさ・安全性を、同研究所独自の診断プログラムで評価したデータのランキングです。
トップページには、商品情報など、個人向け・法人向け両方の情報を掲載しています。
そして、個人向けのページとして別タブに専用のメニューを、法人向けも同様に別タブでメニューが。
最後、企業案内パンフレットに掲載しているような、企業情報のメニューがまた別タブに存在している、というイメージ。
これなら、ホームページを訪れた人が求めている情報を、混乱せずに提供することができますね。
これから自社サイトをなんとかしたい!とお考えの方、ランキング入りした他のWebサイトも、ぜひご参考になってみてください。