今回の台風21号は恐ろしかったです。傘をさせない雨風と、夜通し鳴り響く轟音。今まで大阪は比較的被害が少なかったものですから、すっかり油断していました。
そして何より、一番不安だったのは、大和川の氾濫です。恥ずかしながら、離れた場所にある川なので影響は少ないかと思っていましたが、この大和川は海抜18mにある天井川だそうで、氾濫すると、八尾市・東大阪市・大阪市・守口市…これらすべて低い位置にある平野は一気に浸水するというから驚きでした。
それを知ったのは、Twitterの情報でした。なぜかというと、テレビをつけても選挙一色で、河川の氾濫情報が一切報道されていなかったからです。ようやくNHKで報道されたのは、大和川が氾濫してから。救出されるシーンがわずかに放送されただけでした。
大和川氾濫がどれだけやばいことかと言いますと…
これ見て pic.twitter.com/Dpgo8ylbQI— ロンダラブ (@nihon0) 2017年10月22日
念のため、埋め込み画像をもうひとつ
大和川氾濫したら大阪がアトランティスになりかねない pic.twitter.com/jt6t8HeXp8
— くわがた㌥ (@KuwagataR) 2017年10月22日
Twitter上では、マスコミへの非難・批判とともに、「近所の人に知らせて!」とアナログでの拡散を促すツイートや、アカウント名まで変えて避難を知らせるユーザーまで現れました。
今回あらためて、災害時のSNS活用、特にTwitterを意識した人も多いと思います。そこで、私が実際どう使ったをご紹介しますので、万が一に備えたい人はぜひ覚えておいてください。
Twitterの検索ボックスでキーワード検索する
Twitterのページを開いて、検索ボックスに調べたいキーワードを入れて検索すると、そのキーワードに関するツイートが表示されます。ただし、これらすべては正しい情報ばかりとは限りません。中には嘘や間違いも含まれています。この中から正しいと思われる情報を選んで利用しましょう。
なお、フォロー・フォロワーに関係なく表示されますから、フォロー数が少ないから情報があまり出てこないということはありません。
>> 「大和川」のTwitter検索結果
おすすめトレンドを利用する
画面左端に、「おすすめトレンド」が表示されています。これは、Twitterで話題になっているキーワードをリアルタイムで表示していますので、そのタイミングで多く投稿されているキーワードを知ることができ、よりたくさんの情報を見ることができます。
震災を機に、Twitterアカウントを家族連絡用に作成したという話はよく聞きます。しかし、今回のように、テレビ報道もあまりアテにならないとなると、非常時の情報の収集方法を本当に考える必要があります。
その一つとして、Twitterの情報収集方法を覚えておいていただけると幸いです。これでまた、「非常時はTwitterを開く」が必須の行動となっていくんでしょうねぇ。