金融庁が3日に発表した、人生100年時代を見据えた資産形成を促す報告書。「長寿化によって会社を定年退職した後の人生が延びるため、95歳まで生きるには夫婦で約2千万円の金融資産の取り崩しが必要」という内容でした。
年金だけに頼らない、長期・分散型の資産運用が大事だとのことですが、これ聞いて焦りを感じた人は少なくないでしょう。
そこでふと思い出したのが「ライフプランラボ」のFP溝本直人さん。アメブロで知り合って10年近くなるでしょうか。普段からライフプランを提唱されていたので、こういうときピンときますね。
発表の試算は「夫はサラリーマン、妻は専業主婦」の標準的な世帯の事例
「標準的って何よ」という話になってしまいますが、年功序列で順調に年間所得も上がっていき定年まで勤め上げたサラリーマンの、いわゆる昭和の時代に一般的であった世帯をイメージするとわかりやすいかと思います。
ですので、現代においては当てはまらない世帯も多いと思います。フリーランスでシングルマザーの私もそう。年金も所得も違いますから試算とは違ってきます。
そして、試算の事例は毎月5万円の赤字が出ることを想定されていますが、支出を控えて生活している世帯であれば、当然のことながら2,000万円の不足と言う事態にはなりません。
ライフプランラボでは、キャッシュフロー表で試算すると折れ線グラフで貯蓄残高を一発表示してくれます。わかりやすい!
[キャッシュフロー表とは]
で、結局フリーランスはどうしたらいい?
幸いなことに死ぬまで働くことができます(笑)
会社員と違って自営業は、そこに強みがあると溝本さんはおっしゃいます。
- 今のうちに複数の収入の柱を作っておく
- iDeCoのような確定拠出年金を利用する
- 資金があれば運用に回す
- [追記]健康管理 ※これ一番大事
iDeCoについてはメリットばかり大きくうたわれているようですが、資金が必要になったときに手が出せないなどデメリットもあります。確定申告で0所得にしている場合にもあまりメリットはありませんので、よく検討して利用したいものです。
また、運用に興味がある場合は、運用に強いFPに相談するといいようです。中村さん?笑
溝本さんのポジショントークは「お金より前に考えることあるやろ」
それは「人生においてやりたいこと」。それも決まってないから漠然と不安になるのだとか。
気になる人は、今後の溝本さんの活動に注目してみてください。目下、50歳男性に向けて第二の人生を楽しくするためのサービスを企画中です!