2013年(平成25年)4月、公職選挙法の改正により、インターネットを利用した選挙運動(ネット選挙)が解禁となり、選挙運動にインターネットが使えるようになりました。

中には、対立候補への誹謗中傷をインターネットに書き込む人も現れ、被害に困っている候補者や支援者もおられることでしょう。

 

Twitterのハッシュタグ検索とは

「#」の記号を先頭につけた文字列をハッシュタグといいます。誰でも好きなハッシュタグを自由に作成できて、このハッシュタグをキーワードとして、同様の他のツイートを見つけることができます。

具体的に言うと、ツイートに書かれている「#河内長野市議会議員選挙」という文字列のリンクをクリックすると、「#河内長野市議会議員選挙」と同じように書かれている他のツイートの一覧を見ることができます。

 

ハッシュタグをつけて誹謗中傷されたらどうなる?

だ単に誹謗中傷のツイートをされた時よりも人の目に付きやすくなります。ハッシュタグにより、フォローしていない人でもツイートを見つけやすくなるからです。

たとえばこのツイート。何のお付き合いもないユーザーですが、「#河内長野市」のハッシュタグ検索で見つかりました。

【ネット選挙】Twitterで誹謗中傷されたときの対処方法「ハッシュタグ検索編」

続いてこちら。「拡声器禁止」の貼り紙が電柱に貼ってあったのですが、何も関係ない候補者の名前を一緒にツイートされています。何の意図があるのかわかりませんが、見る人に誤解を与えるということで対処が必要になりました。

拡声器禁止の貼り紙には「この付近で選挙運動の拡声器を使用しての演説をお断りしてます。日常生活を普通に過ごしている人の事もお考えください。」と書かれており、騒音に困ってのことだったのでしょう。

それに対して「選管仕事しろ」「選挙妨害」という言葉を使うあたり、何か勘違いをされているのか、話し合いが難しい人だなと感じました。専門家によると、事実でない虚偽の投稿をした場合こそ「選挙妨害」にあたるそうです。

 

【ネット選挙】Twitterで誹謗中傷されたときの対処方法「ハッシュタグ検索編」

【ネット選挙】Twitterで誹謗中傷されたときの対処方法「ハッシュタグ検索編」

 

ハッシュタグ付き誹謗中傷の対処方法

同じハッシュタグで新規にツイートする

私の想定では、新規のツイートを数多く投稿することで、問題のツイートを押し流してしまおうと思ったのですが、時系列で並んでいるわけではないため、これは実現しませんでした。しかし!

【ネット選挙】Twitterで誹謗中傷されたときの対処方法「ハッシュタグ検索編」

【ネット選挙】Twitterで誹謗中傷されたときの対処方法「ハッシュタグ検索編」

【ネット選挙】Twitterで誹謗中傷されたときの対処方法「ハッシュタグ検索編」

なんと(笑)問題の投稿の前後に、見事に私の投稿が並んでいます。これはコントロールできるものではないため、何かしらのアルゴリズムが働いてこう並んでいるのでしょう。

もしかしたら問題のツイート主が私の投稿を観察し、私も問題の投稿主を観察することで、「お互い関わり合いがある」との判断で、すぐそばに並べてくれたのかもしれません(笑)

汚れを押し流すつもりが、くっついて包み込んでしまったかんじですね。どこかのメーカーの洗剤のようです。

 

ですので、選挙戦でのハッシュタグを使った誹謗中傷の場合は

  • 「●●についてのツイートは当方とは関係ありません。誤解なきようお願い申し上げます。(続く)」とまず告知します。その上で、事実を伝えるツイートを簡潔に投稿するといいでしょう。
  • 複数のツイートでハッシュタグ検索の一覧を占拠する。長文より、キリのいいところで区切った短文の方が投稿回数稼げます。私は14連投しました。仲間にも協力してもらうといいです。ただし無関係なツイートは迷惑になるのでやめましょう。
  • 感情的な表現は入れません。口論するのが目的ではありません。問題のツイートを排除するのが目的です。
  • 問題の投稿に貼られたのと同じハッシュタグをつけます。これにより、問題の投稿のハッシュタグのどれをクリックしても、私の投稿が横にべったり貼りつくという現象を実現できました(笑)

 

 

Twitterに報告する

誹謗中傷のツイートの削除をしてもらうため、Twitterに報告します。かならず行われるかどうかわかりません。今回の事例では翌朝には表示が消えていましたが、ハッシュタグ検索では表示されていますので、過度に期待はできないでしょう。

問題のアカウントのプロフィールを開き、歯車アイコンをタップして「報告」です。

【ネット選挙】Twitterで誹謗中傷されたときの対処方法「ハッシュタグ検索編」

 

しかるべき機関に届け出をする

身の危険を伴うような脅迫ツイートを含む場合は、警察に通報します。

実害が出て法的措置を希望する場合は、弁護士に相談します。

警察からTwitter社へ情報開示の手続きがされますが、一定期間が過ぎると情報が得られなくなりますので、希望する場合は早期に動く必要があります。しかし、こういうことのないようにしたいものです…

 

名指しで誹謗中傷する危険性をわかってください

Twitterでのトラブルに関する相談があまりにも多くて、業務に支障がでるようになってきたため、コメント欄は閉じさせていただきました。

本当にもう、誹謗中傷はしないでください。してしまったことはどうにもできません。普段の生活の場でも。どうかどうか、おやめくださいね。

>> バレてますよ?Twitter匿名アカウントが身を滅ぼす恐怖とは