VMware Fusion 6 スナップショットを削除、重かったWindows 8が快適に!

一昨日のこと。MacBook Proに、VMware Fusion 6をインストールして使っているWindows 8が、あまりに重いことに我慢の限界が来ました。

調べてみたところ、ひょっとすると「スナップショット」のデータが容量を圧迫している可能性があったため、見てみたところ正解!なんと30.7GBもあったのです。

VMware Fusion 6 スナップショット 削除

スナップショットとは?

VMwareのスナップショットとは、バックアップのように使うことができて、スナップショットでキャプチャしておけば、その時点でのパソコンの状態をとっておくことができるため、万が一トラブルが発生した場合にも、そのスナップショットをとったときのパソコンの状態に戻すことができるというもの。

ただ、デメリットとしては、ゲストOS(この場合ではWindows 8)のファイル容量が肥大化し、VMware Fusion 6のパフォーマンスが低下して、動作が重くなることがあります。ですので、スナップショットを使うときは、万が一に備えての一時的な利用にとどめることが必要とのこと。あえてこのスナップショットを使わない人もいます。

確かに、VMwareのWebサイトには、「スナップショット実体を24~72時間以上使用しないでください」と書いてあります。

「スナップショットを取得して、仮想マシンが変更され、そして仮想マシンの状況を確認してからすぐにスナップショットの削除およびコミットを実施してください。」つまり、スナップショットをとって、パソコンに変更を加えて、問題がないことを確認したら、もうスナップショットは不要なので削除して、元の状態に戻してくださいということです。

肥大したスナップショットのデータがWindows 8を重くしていた

実は今回の私のスナップショット、2ヶ月ほど前に「スクリーンショット」と間違えてクリックしてしまったもの。24~72時間どころの話ではありません。データは30.7GBにまでふくれあがっていました。どおりでWindows 8が重いわけです。

そこで、早速スナップショットを削除することにしました。

※スナップショットを削除すると、一部のデータを失ったり、何かおかしなことになったりしないかと、とても心配したのですが、結論から言うと何も問題は起こりませんでした。大丈夫です!

スナップショット削除手順

VMware Fusion のメニューバーの「仮想マシン」→「スナップショット」とクリックし、保存されているスナップショットをクリックした状態で、「削除」ボタンをクリックします。

スナップショット削除にかかった時間は、約1時間!

その間、Macの他の動作も重くなったため、全てのアプリケーションを終了して作業は控え、ひたすらスナップショット削除が完了するのを待つのみとなりました。

VMware Fusion 6 スナップショット 削除

バーが半分くらいまできたところで、急に処理が進み、スナップショット削除完了。
スナップショット削除後のWindows 8の動作はずいぶん軽くなりました。感動です!

VMwareで使っているゲストOS(この場合はWindows 8)が異常に重いと感じたら、余計な「スナップショット」が保存されていないか、一度確認してみてください。

ただし、スナップショットを削除する際は、十分に時間に余裕のあるときにしましょう!